脱毛器のレーザーの種類で、アレキサンドサイトレーザーというものがあります。
アレキサンドライトレーザーは比較的、毛根の浅い部位に効果を発揮すると言われています。
アレキサンドライトレーザーを選択するメリットやデメリットなどを確認していきましょう。
Contents
アレキサンドライトレーザーとは?
アレキサンドライトレーザーとは、その名の通り宝石のアレキサンドライトから光を取り出して使用します。
アレキサンドライトレーザーは、比較的歴史の古い医療レーザーです。
アレキサンドライトレーザーを使用した脱毛器も日本では広く普及しており、症例数も多くあります。
アレキサンドライトレーザーの特徴としては、レーザーの波長が短い(755nm)という点です。
レーザーの波長が短い(数字が小さい)ほど、毛根の浅い部分に照射することになります。
そして波長が短いほど、メラニン色素に強く反応します。
医療レーザーはメラニン色素に強く反応すればするほど、脱毛効果が高くなります。
アレキサンドライトレーザー 755nm
ダイオードレーザー 810nm
ヤグレーザー 1064nm
アレキサンドライトレーザーのメリット
メラニン色素に強く反応する
アレキサンドライトレーザーのメリットはメラニン色素に強く反応するという点でしょう。
日本人の毛はしっかりと黒く、メラニン色素が多いです。
そのためメラニン色素に強く反応するアレキサンドライトレーザーを使うと脱毛効果が高くなるといえます。
痛みが少ない
他の医療レーザーに比べて痛みが少ないと言われています。
痛みの大きさとしては、
ヤグレーザー>アレキサンドライトレーザー>ダイオードレーザー
の順と言われています。
美肌効果を期待できる
アレキサンドライトレーザーは比較的皮膚の浅い部分の施術を得意としています。
美容クリニックでもシミ・そばかす・肌のくすみなどの治療に使われているほどです。
毛の抜けるスピードが早い
他のレーザーに比べて毛の抜けるスピードは早いとされています。
人にもよりますが、1〜2週間ほどで効果を実感できます。
アレキサンドライトレーザーのデメリット
色黒肌や日焼けした肌には使用できない
アレキサンドライトレーザーのデメリットとしては、メラニン色素に強く反応するので、メラニン色素の多い色黒肌や日焼けした肌には使用できません。
火傷のリスクが高くなります。
産毛や細い毛の脱毛効果はいまいち
産毛や細い毛はメラニン色素が薄いため、アレキサンドライトレーザーによる脱毛効果はいまいちとなります。
ただ、何回か照射を続けていると効果はあるようです。
毛根が深い毛は苦手
男性のヒゲ脱毛でもアレキサンドライトレーザーを搭載した脱毛器はよく使われていますが、毛根の深いヒゲなら他のヤグレーザーはメディオスターnext proに軍配があがります。
アレキサンドライトレーザーを搭載した脱毛器
代表的な脱毛器は、
- ジェントルレーズ
- ジェントルレーズプロ
などがあります。
どちらも、レーザー照射と同時に冷却ガスを皮膚に吹き付け、マイナス21度まで冷却し、皮膚のダメージを軽減させます。
ゴリラクリニックではジェントルレーズの後継機である、ジェントルレーズプロが導入されています。(院によって異なります)